猫日2



あの猫たちは最近だいたい朝と夕方定位置にいる。
今日の夕方もいた。

この間のは偶然かと思って三毛さんにおそるおそる手を伸ばしてみた。
そしたら受け入れてもらえた。
「もそっとこっちをお撫でなさい」みたいに、首の撫でてほしい部分をすり寄せてきた。
おお…じーん…。

その姿をみてハチワレもたたたたっと寄ってきた。
2匹で仲良く…と思っていたら三毛さんが「シャーーーーーーーッ!」と
ハチワレを威嚇した。
「危ないからこっちきちゃだめ!」
なのか
「よその人に撫でられようなど10年早いわ!」
なのかはわからない。

それにしても。
猫好きの同僚の言ったことは本当だった。
「一緒にいる猫の1匹を籠絡したら、他の猫も懐いてきますよ」。
本当にそうかも。
ハチワレも撫でる日も近いのかなあ。ニヤニヤ。

しかし、猫たちはカメラのフラッシュが嫌い。
赤目にならないようにちらっと光るのでもNG。
ぷいっと顔を背けるのはそのためだ。
ここは今後の課題。

夕日に向かい「猫の目線を望遠じゃなくてもいただけるようになるぞー!」と
誓ったのであった。