ぼくらが旅にでる理由は

旅から帰ってきた。
今回の目的は4つ。全て果たした。

旅に行く前は準備とか「行った先で体調わるくならんやろか」とか
「天気どうなんだろ」とかいろいろ心配しすぎて
「ああ。もうどうでもいいわ」と行きたくなくなる。
行ったら行ったで楽しんだけど。

それにしても自分の旅にはバリエーションがない。
1人で出発。東京。向こうで友達と会う。飲む。ライブに行く。買い物する。
こればっかりだ。
他にねえ。求めている物がないのかな。

今回は、自分がダメダメな状態だったので
とにかく、場所を変えてみることも必要だったのかもしれない。
意識はしていなかったけど。旅から帰ってそう思う。
東京にいる間、自分は無事だった。
自分という存在が、東京で拡散する。
圧倒的な人の数とめまぐるしく変わる風景で、
自分が抱えているものが薄まっていく。
これがずいぶんと気持ちよい。

最初、ちょっと冷や汗が出ることもあったが、
大体全てにおいて順調な旅だった。

富士山がきれいだったし、
欲しかった靴を買ったし、
見たい風景も見られたし、
友人と飲んで、すんごくすんごく楽しかったし、
プラネタリウムでは癒え癒えに癒えたし、
ビーフンはおいしかったし、
ライブでは確認したかったものを確認できたし、
夜景はきれいだったし、
おみやげももれなく買えたし、
荷物のストレスもなかったし、
適度に休みながら動けたし。

こういう旅をいつまでやれるのかわかんないけど。

旅の間に頭の中でかかった曲たち

行きの新幹線で

ライブの前と後で

ゆりかもめから夜景を見ながら

帰りながら

帰ってきてから